今回の年末年始は、非常に短い。したがって、さらっと読める本にしよう。
暗黒のシステムインテグレーション―コンピュータ文化の夜明けのために―
○「システム管理者の眠れない夜」の筆者、柳原秀基氏とのオリジナル対談も収録。
著者:port139代表の伊原さんは、不正アクセス対策に取り込むプロ中のプロ!わたくしも、数多くの講演を拝聴させて頂いております。
特に、一般の人にはまだ、あまり聞きなれない言葉かも知れませんが、
「コンピュータフォレンジック」という言葉がありまして・・・
これは、不正アクセスや情報漏洩の際、法的な証拠になり得る情報を記録、保存、解析する機能のこと。
来年から、本格的に発動される個人情報保護法に対しては必須の対策です。
そいえば、去年、伊原さんに見せてもらった、「ステガノグラフィー」は凄かった!
ステガノグラフィーとは、音声や画像などのデータに秘密のメッセージを埋め込む技術です。
紙に果汁で字を書いて火にかざすと文字が浮かび上がる「あぶり出し」のデジタル版です。
犯罪組織やテロ集団に当局に気付かれないように、情報交換をする技術として、
ステガノグラフィーを利用するのではないかという懸念が高まっていたが、
とうとう、例の一件でアルカイダが、米国に入国済みの仲間と情報交換するために使用。
当局(FBI、CIA)は検知できなかった。
昨日の追記・・・個人的には、タイトル自体がアホくさい。
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